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みっくすべじたぶる

日々の徒然・同人話題。ジャンルいろいろ。 レビューは容赦なくネタばれます。ご注意。
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DVD見倒せ

休日久々。で、溜まりに溜まってるDVDをかけてみる。
掃除しながら見てるはずが、気がついたら座って見てた・・・(笑)
多分にネタばれ含みますのでこれから見る予定の人は注意。

「憑神」
浅田次郎原作の時代劇。妻夫木聡演じる侍・彦四郎が、ある日酔っ払った弾みで三巡神社なる祠にお参りしてしまったのが事の始まり。そこは霊験あらたかと聞いた「みめぐりじんじゃ」とは読みは同じでも漢字が違った(爆)お願いします!と祈ったら、福の神じゃなくてきちゃったのは・・・貧乏神?!しかも次は疫病神、最後は死神がやってくる・・・彦四郎の運命やいかに。
そんな映画です。
最初にやってくる貧乏神が西田敬之。彼とのやり取りがわりとコミカルタッチで面白い。これは西田のかもし出す雰囲気によるものといえましょう。貧乏神で、主人公の家を貧乏にしようと画策してるんだけど憎めないのー。二番目に出てくる疫病神は赤井秀和。この疫病神は大阪のほうの相撲取りという外見でやってくるんですが、イマイチ相撲取りに見えないっ・・・!(笑)最後の死神は赤井着物の女の子。これが可愛いんだw
とにかく、自業自得とはいえ災難に見舞われた彦四郎、最初は自分に降りかかる災難をどうにか逃れようとじたばたします。しかしそのせいで、自分に降りかかるはずだった災難が周囲の人間に害を及ぼすと知ると、今度はそれを望まないように。己に降りかかる災難を受け入れ、しかし周りの人間のためにしばし時間をくれという真面目で実直な彦四郎に疫病神もほだされる。そして最後にやってきた死神、この無邪気で可愛らしい死の災難に対しても、彼はまたしばしの時間だけを願う。武士が武士らしく死ぬために、死に場所を得るために。既に死神もまた、その災いの矛先を変えてくれたというのに、それでも己の決めた道筋へと進んで行く彦四郎は、映画冒頭で仕事もなく、兄の家に居候してくすぶって、酔っ払って愚痴をはいていた頃とは明らかに表情が違って晴れ晴れとしてるのが印象的。あんた男だよ、男だよ・・・・・・!そりゃ死神も惚れますって(爆)(相手が幼女なので明らかに犯罪くさいが(爆))
最初コメディタッチでずーっと行く、ほのぼの映画なのかなーと思ったらラストに近づくにつれ泣かされた。覚悟完了した人間の生き方というのは辛いけど素敵です。


「パプリカ」
ネットで評判になってた頃に、見たいなーと思ってゲットしてたけど、そのままつんでた(爆)アニメ。アニメ全体のできは凄くよいし、ストーリーも面白いんですが、些か精神的に不安定な人は見ないほうがよろしいかもしれません(爆)なにしろ夢がテーマで夢の中に入ったり出たり夢と現実が混ざり合ったりするんですが、とにかくほとんどが悪夢なので(爆)極彩色で賑やかすぎる悪夢が延々と転回する様はなんともいえん(爆)嫌いなアニメじゃないんだけどねー。笑って見られるアニメじゃないかも。「人は見かけじゃない」とかいって某氏とくっついた彼女は意外通り越して驚愕でした(爆)


「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」
CMでなんか面白そうだなぁと思って(以下略)。
奥さんに先立たれて7人もの子供を抱えた父が、ナニー(乳母とかそんな感じかな)を雇うんですが、子供たちが悪戯好きでとにかく来たナニーをどんどん追い出し、とうとう17人目を追い出した所で紹介所からもそっぽをむかれる。困り果てたちちに聞こえる空耳、「貴方に必要なのはマクフィーおばあさんですよ」(ナニーのことを日本語吹き替えだと「○○おばあさん」と呼ぶ)しかしどこの紹介所にも登録していないという話に、困り果てるお父さん。(笑)そして最後のナニーを追い出した子供たちに夕食抜きを宣告した所、子供たちは台所で大暴れ。大騒ぎの最中、家を訪ねてきたのは、不思議な杖を持ったナニー・マクフィー。杖の不思議な力で、マクフィーおばあさんは子供たちにいうことを聞かせることに成功する。そして追い出そうとする子供たちと、不思議な力を持つマクフィーおばあさんとの日々が始まる傍らで、家で雇われているメイドの微妙な恋心や、借金だらけで親戚から援助がなければすぐにも家は買収・子供たちは施設や里親にとられるというぎりっぎりの父親、1ヶ月以内の再婚を迫る親戚のばーちゃん、なんかすぐにでも再婚してくれそうな知り合いって事で出てくる知り合いの女性などなど、ハートフルな子供向けファンタジー映画かと思うとそーでもないw極彩色のドレスや背景に辟易した頃に訪れる、純白なラストはとても綺麗で、Happyendにほっとして、でも何処か切ないのです。
個人的には、子供たちとマクフィーおばあさんの方に重点を置くのか、父親たちの恋模様に重点を置くのかがはっきりせず、どっちも何か中途半端な印象。佳作といった趣です。

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