みっくすべじたぶる
日々の徒然・同人話題。ジャンルいろいろ。
レビューは容赦なくネタばれます。ご注意。
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ホワイトバンド
ホワイトバンドって知ってます?
ファミリーマートとかでも売ってるし、若者がつけてるのをちらほら見たりとかで既に知っている人も多いかな。
ほっとけない、世界の貧しさキャンペーン
「3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。食べ物がない、水が汚い、そんなことで。この状況を変えるには、お金だけではなく、あなたの声が必要です。貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。」
つーことで。一本300円くらいのホワイトバンドなるリストバンドを購入し、キャンペーンに賛同しているという意思表示を表すために腕につけようってことらしい。
どんなキャンペーンかというと、要するに全世界連動でイベントを企画し、それに有権者が多数参加することによって、国のトップの意識改革及び政策変更を促そう、ということ。日本においては
「2005 年、私たちは、「日本政府は貧困削減に向けて求められる責任を果たします」と小泉首相が明言することを求めます。」
私たち「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーンは、この2005 年に、援助に関して次の5つを日本政府に求めていきます。
・貧困削減のために援助の額を増やすことが責務であること。国際目標である対国民総所得比0.7%達成に向けた具体的な日程を明らかにすること。
・援助のあり方を見直し、貧困削減を中心とした援助に配分し直すこと。エイズや基礎教育など社会開発分野への支援を拡大し、アフリカ支援を拡充すること。
・草の根のキメの細かい貧困削減活動を充実させるために、これまで以上に途上国の市民社会やコミュニティの参加を促進し、支援強化に取り組むこと。
・援助のプロセスの透明化と途上国政府のガバナンスの向上をはかること。
・これらが継続的に実践されるように、理念の明文化(ODA 基本法の制定)や実施の一元化(援助庁の設立)など、具体的な制度改革の検討を始めること。
が主目的。その為に、有権者の多くがこのキャンペーンに参加し、ホワイトバンドをつけよう。イベントに参加したり、周りにも広めようというキャンペーンですな。9月10日だかにイベントも企画されており、参加者はこのイベントにも参加しようと呼びかけがある。
勘違いしやすいのだが、このホワイトバンドの購入費は募金になるわけではない。
こちらの図
を見ていただけるとわかると思うのだが、この300円のホワイトバンド。1円たりとも貧困している子供たちの手には渡らない。ホワイトバンドの作成費、流通費用、キャンペーンをしているNGOの活動費にほぼ化けるのであって、募金ではない。買う必要はあんまりないのである、実は。(実際、白いものなら何でもいい、包帯でもいいと公式サイトにもありますね)
日本人ってこの手のお涙頂戴イベントが大好きで、「だれそれが困っている!助けよう!」とか「だれそれを救え!」とか言われると、いてもたってもいられなくなる優しい人が多いんだ。多いんだけどね、直ぐ忘れるね(爆)
ホワイトバンドのキャンペーンに触れて、その理念に頷いて白いものを腕にまくのはいい。イベントに参加するのもいい。でもそれって、どのくらい続けていけるもの?
一回イベントで盛り上がって、それでもういいやってならない?ホワイトバンド、いつまでもつけたままでいるなんてことありえないでしょ。ファッションやらなにやらに煩い若者が(爆)
もちろん、身につけてなくたって意識そのものが変わればいい、いつでもその問題を考えていけるのなら。でもそれだって無理でしょう。いつでも身近な問題として考えていけるほど、アフリカとかの貧困地域は身近にない。テレビやインターネットが発達して、情報は容易に伝わってくるけれど、自分の生活を優先する以上になるなんてことは滅多にないわけで。貧困の国がある、子供が死んでいくと聞いて、「ああ可哀想、何かしなくちゃ」と考えた次の日には、友達と飲みにいったりするわけですよ。
別にそれが悪いと言ってるんじゃありません。それは当たり前のこと。自分の生活もまともに出来てない奴が、貧困地域の救済を考えるなんてできるわけないしおこがましいんじゃないか。自分の生活をきちんとして、頑張って、その上で余裕があったらじっくり目を向ける。ってのが正しいのだと思う。
いかん話がずれてきた(爆)元に戻して。ホワイトバンドの話ですよホワイトバンド。
上記の理由から、ホワイトバンドを買う必要はほぼない。とおいらは思う。イベントに参加する必要はどうかな。政府を動かすという意味合いなら人間の塊を見せ付ける必要はあるかもしれない。でも貧困層を救うためにホワイトバンドを買う必要はない。イベント開催費にカンパするって意味なら問題なし。(笑)
つーかね。誰かに手を差し延べる、って簡単に思えて、実はすっごく難しいんだよ。
その手は本当に彼らを救えるのか。
本当に彼らのためになるのか。
最初の一回助けたら、あとは放置でかまわない?
何度も何度も助けていたら、立ち上がる力を奪わない?
むしろ必要はのは飴じゃなくて鞭じゃないの?
・・・・・・いろいろいろいろ考えなくちゃいけない。ノリで「みんなやってるしー、かっこいいしー」でちょっと300円出して、イイコトした気になって、それで終わったら駄目なんだよ。
借金が莫大な金額になってて毎年財政赤字で、ひいこら言ってる日本ですよ。これ以上の援助の余裕があるのだろうか。むしろ
中韓北への援助やらODAを速攻でそっちにまわせ
くらいが関の山じゃん。・・・・(きゅぴーん!)それいいね!(笑)「アフリカの貧困を助けるために涙を飲んで!」つってやっちまえ!(笑)
ま、また話がそれた(^^; まぁおいらに語らせると何時もこーだからな。(笑)
参考になるブログがあるので紹介しておきます。
市井の僕らが貧困を本当にどうにかするためには?
「MinorPenta-Phrase」ってブログです。このキャンペーンで、おいらはこう思ったけど、皆はどうかな。どう考えるかな。むしろじっくり、考えてみないとね。こちらのブログはおいらがもやもやっとしてた感じをまとめるのにとても参考になりました。
そしておいらはホワイトバンドは買わず、腱鞘炎だから(爆)白いサポーター両手につけつつ、今日も「クリックで救える命がある」にボタンをクリックしに通うのさ。ここの一クリックは一円。でもチリも積もれば山となる。・・・・貧困している国や子供を救うのにも、本当はこういう小さな草の根から行くべきなのかも。一発イベントとかで終わっちゃいけないよね。確かに話がでかくなればいろいろ動きやすかったり金になったりするけどね。
とりあえず、まずは己の足場を固めよう。そんで余裕ができたら、その時は差し延べるべき手を考えよう。一時のお祭り騒ぎに浮かされることなく。
追記。さらにキャンペーンの裏側も知りたい人は
「ほっとけない世界の貧しさ」を、ほっとけない
こちらをご覧ください。キャンペーンに潜む危険性とかがわかります。
ファミリーマートとかでも売ってるし、若者がつけてるのをちらほら見たりとかで既に知っている人も多いかな。
ほっとけない、世界の貧しさキャンペーン
「3秒に1人、子どもが貧困から死んでいます。食べ物がない、水が汚い、そんなことで。この状況を変えるには、お金だけではなく、あなたの声が必要です。貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。」
つーことで。一本300円くらいのホワイトバンドなるリストバンドを購入し、キャンペーンに賛同しているという意思表示を表すために腕につけようってことらしい。
どんなキャンペーンかというと、要するに全世界連動でイベントを企画し、それに有権者が多数参加することによって、国のトップの意識改革及び政策変更を促そう、ということ。日本においては
「2005 年、私たちは、「日本政府は貧困削減に向けて求められる責任を果たします」と小泉首相が明言することを求めます。」
私たち「ほっとけない世界のまずしさ」キャンペーンは、この2005 年に、援助に関して次の5つを日本政府に求めていきます。
・貧困削減のために援助の額を増やすことが責務であること。国際目標である対国民総所得比0.7%達成に向けた具体的な日程を明らかにすること。
・援助のあり方を見直し、貧困削減を中心とした援助に配分し直すこと。エイズや基礎教育など社会開発分野への支援を拡大し、アフリカ支援を拡充すること。
・草の根のキメの細かい貧困削減活動を充実させるために、これまで以上に途上国の市民社会やコミュニティの参加を促進し、支援強化に取り組むこと。
・援助のプロセスの透明化と途上国政府のガバナンスの向上をはかること。
・これらが継続的に実践されるように、理念の明文化(ODA 基本法の制定)や実施の一元化(援助庁の設立)など、具体的な制度改革の検討を始めること。
が主目的。その為に、有権者の多くがこのキャンペーンに参加し、ホワイトバンドをつけよう。イベントに参加したり、周りにも広めようというキャンペーンですな。9月10日だかにイベントも企画されており、参加者はこのイベントにも参加しようと呼びかけがある。
勘違いしやすいのだが、このホワイトバンドの購入費は募金になるわけではない。
こちらの図
を見ていただけるとわかると思うのだが、この300円のホワイトバンド。1円たりとも貧困している子供たちの手には渡らない。ホワイトバンドの作成費、流通費用、キャンペーンをしているNGOの活動費にほぼ化けるのであって、募金ではない。買う必要はあんまりないのである、実は。(実際、白いものなら何でもいい、包帯でもいいと公式サイトにもありますね)
日本人ってこの手のお涙頂戴イベントが大好きで、「だれそれが困っている!助けよう!」とか「だれそれを救え!」とか言われると、いてもたってもいられなくなる優しい人が多いんだ。多いんだけどね、直ぐ忘れるね(爆)
ホワイトバンドのキャンペーンに触れて、その理念に頷いて白いものを腕にまくのはいい。イベントに参加するのもいい。でもそれって、どのくらい続けていけるもの?
一回イベントで盛り上がって、それでもういいやってならない?ホワイトバンド、いつまでもつけたままでいるなんてことありえないでしょ。ファッションやらなにやらに煩い若者が(爆)
もちろん、身につけてなくたって意識そのものが変わればいい、いつでもその問題を考えていけるのなら。でもそれだって無理でしょう。いつでも身近な問題として考えていけるほど、アフリカとかの貧困地域は身近にない。テレビやインターネットが発達して、情報は容易に伝わってくるけれど、自分の生活を優先する以上になるなんてことは滅多にないわけで。貧困の国がある、子供が死んでいくと聞いて、「ああ可哀想、何かしなくちゃ」と考えた次の日には、友達と飲みにいったりするわけですよ。
別にそれが悪いと言ってるんじゃありません。それは当たり前のこと。自分の生活もまともに出来てない奴が、貧困地域の救済を考えるなんてできるわけないしおこがましいんじゃないか。自分の生活をきちんとして、頑張って、その上で余裕があったらじっくり目を向ける。ってのが正しいのだと思う。
いかん話がずれてきた(爆)元に戻して。ホワイトバンドの話ですよホワイトバンド。
上記の理由から、ホワイトバンドを買う必要はほぼない。とおいらは思う。イベントに参加する必要はどうかな。政府を動かすという意味合いなら人間の塊を見せ付ける必要はあるかもしれない。でも貧困層を救うためにホワイトバンドを買う必要はない。イベント開催費にカンパするって意味なら問題なし。(笑)
つーかね。誰かに手を差し延べる、って簡単に思えて、実はすっごく難しいんだよ。
その手は本当に彼らを救えるのか。
本当に彼らのためになるのか。
最初の一回助けたら、あとは放置でかまわない?
何度も何度も助けていたら、立ち上がる力を奪わない?
むしろ必要はのは飴じゃなくて鞭じゃないの?
・・・・・・いろいろいろいろ考えなくちゃいけない。ノリで「みんなやってるしー、かっこいいしー」でちょっと300円出して、イイコトした気になって、それで終わったら駄目なんだよ。
借金が莫大な金額になってて毎年財政赤字で、ひいこら言ってる日本ですよ。これ以上の援助の余裕があるのだろうか。むしろ
中韓北への援助やらODAを速攻でそっちにまわせ
くらいが関の山じゃん。・・・・(きゅぴーん!)それいいね!(笑)「アフリカの貧困を助けるために涙を飲んで!」つってやっちまえ!(笑)
ま、また話がそれた(^^; まぁおいらに語らせると何時もこーだからな。(笑)
参考になるブログがあるので紹介しておきます。
市井の僕らが貧困を本当にどうにかするためには?
「MinorPenta-Phrase」ってブログです。このキャンペーンで、おいらはこう思ったけど、皆はどうかな。どう考えるかな。むしろじっくり、考えてみないとね。こちらのブログはおいらがもやもやっとしてた感じをまとめるのにとても参考になりました。
そしておいらはホワイトバンドは買わず、腱鞘炎だから(爆)白いサポーター両手につけつつ、今日も「クリックで救える命がある」にボタンをクリックしに通うのさ。ここの一クリックは一円。でもチリも積もれば山となる。・・・・貧困している国や子供を救うのにも、本当はこういう小さな草の根から行くべきなのかも。一発イベントとかで終わっちゃいけないよね。確かに話がでかくなればいろいろ動きやすかったり金になったりするけどね。
とりあえず、まずは己の足場を固めよう。そんで余裕ができたら、その時は差し延べるべき手を考えよう。一時のお祭り騒ぎに浮かされることなく。
追記。さらにキャンペーンの裏側も知りたい人は
「ほっとけない世界の貧しさ」を、ほっとけない
こちらをご覧ください。キャンペーンに潜む危険性とかがわかります。
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